療育訓練の内容

日本リハビリティション心理学会理事長大野博之

やすらぎ荘では昭和47年の開所以来、九州大学と協働し、脳性マヒ児(者)の機能回復の訓練(動作法)をおこなってまいりました。福岡県、福岡市より認可を頂き、委託事業として運動障がいや発達障がいを有する人々および、その家族のための日帰り、1泊2日、2泊3日、3泊4日、5泊6日の支援プログラムを年間通じて実施しております。
利用者を地域別にみると、北九州市、福岡市、久留米市など県内はもちろん、広島県、大分県、佐賀県、長崎県、熊本県から宿泊の療育訓練に参加されています。春休みや夏休みの長期キャンプでは、北は北海道、南は沖縄まで文字通り全国から夜須高原に集ってこられます。

これまで初代理事長•森繁久彌より受け継いだ理念(巻頭グラビア掲載詩)を守ってまいりました。また2代目理事長•福田利光の言葉として「この母と子に希望の光をやすらぎの場を」とあります。この言葉は運動障がいや発達障がいを有する人々および、そのご家族のための施設であるべきだ、という意味です。
訓練を受けるお子様はもちろんのこと、ご家族もやすらぎ荘でのキャンプを通じ、同じ境遇の仲間と出会い、お互いの苦しみを語り合って励ましあうことにより、仲を深めていかれます。お子様について悩まれるご家族様もキャンプに参加し、徐々に表情が明るくなっていかれる姿を何度も拝見いたしました。
動作法により機能回復を上げた実例をあげますと、それまでは車いす生活がほとんどで座位を保つのがやっとだったお子様が、膝立ちや立位の訓練に取り組み、やがては歩行訓練、膝の曲げ伸ばしや、重心移動など根気よく続けた結果、表情も豊かになり、笑うことも多くなりました。車いすを降りたお子様はお母様に手を引かれて歩き出し、その姿に他のお子様たちも、ご家族にも大きな励みとなったのです。
やすらぎ荘で取り組んできた心理リハビリティションの歴史、動作法の内容を、兵庫リハビリティション心理研究会様よりご提供いただいた資料をもとにご紹介いたします。

療育訓練の内容

動作法実施においては、日本リハビリテイション心理学会認定の、心理リハビリテイションスーパーバイザー資格およびトレーナー資格を持つ者が担当します。マンツーマンで、トレーニーの、からだとこころの状態を見ながら、トレーニーそれぞれに即したリハビリテーションを行います。トレーナーによるリハビリテーションだけではなく、家庭でも親御様とともに取り組んでいただけるよう、保護者へのフィードバックと技法学習も行います。

療育訓練料金体系

療育訓練、金曜日が日帰り訓練、1泊2日、1週間キャンプなど発達障がい(自閉症)、知的障がい、言語障がい、肢体不自由児、小児がんなどの療育キャンプが行われています。
トレーニーは、料金はかかりません。

料金体系
日帰り通園(親子1組)食事つき 10:00~14:45
(60分(予定)×3回 リハビリテイションの実施 昼食付)
3,500円
1泊4食(親子1組) 11:00~翌14:00 4,500円
一般保養研修(お一人1泊2食)
連泊可能 詳細につきましてはお尋ねください。
5,000円

※税込金額となります。

(注)当日キャンセルの場合は、料金の50%をお支払ください。